YIMBY(インビー)は、英語の句「yes in my backyard」に由来する語で、NIMBYとは逆に、何らかの開発行為を支持する立場からの運動のこと[1]。典型的な YIMBY 運動の支持者たちは、地代が上昇して負担になっている地域で新たな住宅開発を求めるといった形で現れるが、クリーンなエネルギー源を求めて風力発電施設の設置を求めるといった公共の利益を支持することもある[2][3]。
アメリカ合衆国で、YIMBY運動の初期のリーダーだったのは、ニューヨークのダン・ジョージ (Dan George) やニコライ・フェダック (Nikolai Fedak)、サンフランシスコのソンジャ・トラウス (Sonja Trauss) といった人々であった[4][5]。YIMBYに関する最初のニュースサイト「New York YIMBY」[6] は、フェダックが編集し、ジョージが資金を提供して立ち上げられ、ニューヨークで運営されている。「Yes In My Backyard」をテーマに掲げた最初の会議は、2016年6月にコロラド州ボルダーで開催された[7][8]。
- ^ “YIMBY”. 2016年9月15日閲覧。
- ^ “YIMBY Festival brings together Toronto's city-builders - Metro News”. 2016年9月15日閲覧。
- ^ “The Stop’s matchmaking service connects gardens and their keepers | Toronto Star”. 2017年4月28日閲覧。
- ^ “In Cramped and Costly Bay Area, Cries to Build, Baby, Build - The New York Times”. 2017年4月28日閲覧。
- ^ “Sure, Build It in My Backyard - The New York Times”. 2017年4月28日閲覧。
- ^ New York YIMBY
- ^ “Yes In My Back Yard!”. 15 September 2016閲覧。
- ^ “The First-Ever YIMBY Conference Is Happening Right Now - Slog - The Stranger”. 2017年4月29日閲覧。